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岩盤浴とバドガスタイン鉱石

岩盤浴とバドガスタイン鉱石

バドガスタイン鉱石とは、オーストリア最大の温泉保養地(ラドン療法)バドガスタインにある鉱石です。この保養地はかつて金や銀の鉱山であり、そこで働く坑内労働者は、他の鉱山で働く労働者と比べ、非常に健康であり、特に神経病が少ないことが注目されていました。 歴史をひもとくと、古くはオーストリアやドイツの皇帝、シューベルト、ビスマルク等の著名人が数多く訪れたといわれる保養地で、ラドン温泉発祥の地としても有名です。

この鉱石を調査したインスブルック大学での結果によると、坑内にあるバドガスタイン鉱石が発するラドン効果によるものと判明しました。それ以降、1950年代により本格的なラドン療法が始まり、近年では、この古い坑道を利用した施設に、世界各国から数々の症状を抱えた患者が治療に訪れており、その数は後を断ちません。

この治療施設では国の保険が適用になり、医師の正しい指導のもとで治療を行っております。又、日本の大学医学部においても、バドガスタインでの坑道療法の適応症と作用などが研究されており、結果、血液中の効酸化物質が増加したり、免疫細胞の増殖促進、ホルモンの分泌量の増加など、抗酸化機能と免疫機能に影響を与える可能性が報告されています。

バドガスタイン岩石によるラットを用いた実験では、ラドン療法に痛みの限界地を引き上げる効果が見られ、そうした結果から痛みを伴う疾患に効果が上がることも期待されています。 現代において、このバドガスタイン鉱石は科学的根拠を立証しつつ、自然から与えられた放射線の恩恵を受けたすばらしい鉱石として、病める人々に生きる希望を与えています。岩盤浴にも用いられるようになることを望んでいる。